※「うめ振興館」ならびに「紀州梅干PR推進委員会」より資料提供いただいています
抗菌作用
(食中毒の予防)
梅には食中毒原因菌の繁殖を抑える働きがあります。
唾液分泌促進
食欲増進、老化防止などの効果があります。
疲労回復
(クエン酸回路の活性化)
梅のクエン酸が疲労物質(乳酸)の分解を促します。
抗酸化作用
(活性酸素の除去)
梅に含まれるポリフェノールが活性酸素を取り除きます。
カルシウム吸収促進
(骨粗鬆症・骨折予防)
吸収の良いクエン酸カルシウムなどが出来ます。
血流改善
(血行の促進)
有機酸などの成分が血液をサラサラにして生活習慣病を予防します。
特に梅エキスにはムメフラールという、梅エキスにしか含まれていない血液サラサラ成分が含まれています。
胃を守る効果
(胃粘液増強効果)
胃酸の分泌を促し、胃を守ります。また、胃ガンの原因の一つであるピロリ菌を抑える効果もあります。
ミネラルバランス
(梅はアルカリ性食品)
酸性食品に偏った食生活を改善します。例えば、酸性食品の牛肉を100g中和するためには、アルカリ性食品のキュウリでは900g必要ですが、梅干しならたったの5gでOKです。
肝機能亢進
(二日酔いの防止)
有機酸が肝機能を高めて二日酔いを予防、軽減してくれます。
風邪の予防
(マクロファージの活性化)
免疫性を高め、風邪などの病気を予防します。
梅酢ポリフェノールがインフルエンザ等に抗ウィルス効果
梅酢から抽出したポリフェノールが、微量でインフルエンザウイルス等に強い増殖抑制作用や消毒作用があり、安全性も高いものであることが分かりました。
梅はアルカリ性食品
酸性食品を取り過ぎると血液は酸性に傾き、血液が汚れて流れにくくなります。梅はカリウム・カルシウム・マグネシウム・鉄分などアルカリ性ミネラルを含む食品。酸性食品中心(加工食品など)の食生活を改善し、血液を弱アルカリ性に保つ手助けをしてくれます。
疲労防止・回復
梅には野菜や果物の中でもトップクラスのクエン酸が含まれており、疲労防止、疲労回復に効果があると言われています。腸から吸収された食物は、分解されて炭酸ガスと水となり、その間にエネルギーが生み出されますが、このサイクルが円滑に回転しないと多量の乳酸がたまり、慢性疲労に陥ってしまいます。このサイクルを円滑にするのがクエン酸なのです。
カルシウム吸収促進
日本人が慢性的に不足している栄養素がカルシウム。カルシウムは非常に吸収されにくい栄養素ですが、梅に含まれるクエン酸はカルシウム吸収の手助けをします。
雑菌から体を守る
弁当に梅干しを入れると腐敗しにくいということはよく知られています。これと同じように梅干しの酸は胃腸内の病原菌を殺菌、繁殖を抑える効果があると言われています。
果肉に高い抗酸化機能
抗酸化機能とは、呼吸によって体内発生する活性酸素を無害化する働きをいいます。活性酸素は通常、体内の酵素で無害化されますが、許容範囲を超えると老化・癌などの原因になるとされています。現在、大学等の研究により、ブルーベリーに匹敵する高い抗酸化機能を持っていることがわかりました。
梅干しがピロリ菌を抑制
胃炎や十二指腸潰瘍の原因として知られているヘリコバクター・ピロリ菌。胃がんの原因は様々な要因があると言われていますが、その中でもヘリコバクター・ピロリ菌が大きく関与していると言われています。和歌山県立医科大学の宇都宮先生らの研究では、梅干しに含まれるシリンガレシノール(梅リグナン)がヘリコバクター・ピロリ菌の活動を抑制することが明らかになりました。
梅干が血糖値を抑える
日本人に多い糖尿病。遺伝体質や食べ過ぎ、運動不足、肥満、ストレスなどが原因と言われています。血糖値が上昇したままになると全身の血管や神経がじわじわと冒され、合併症を引き起こしたりするので、食事の管理が非常に重要になります。ラットを使った研究で、糖尿病のラットに梅肉エキス入りの飼料(人の場合は梅干しでも同様)を与えたところ、血糖値が正常範囲であったことから、血糖値を抑える効果があることが推測されています。
梅干しが血圧の上昇を抑える
血圧と動脈硬化は連動していて、動脈硬化になると血圧が上がり、血圧が上がると動脈硬化になるという悪循環をおこします。血圧を上げ、動脈硬化を引き起こす原因として、アンギオテンシンUというホルモンが大きく関与していると言われています。ラットを使った研究で、塩と水を与えるより、塩と梅の場合のほうが血圧が低かったことから、血圧上昇を抑える働きがあることが分かりました。また、梅干しは、アンギオテンシンUの活性化を80〜90%抑えられることが確認されています。
梅には、たくさんの効能があります!毎日食べて、元気いっぱい!